インフルエンザワクチンについて
インフルエンザは冬季に流行を繰り返し、患者さんの多くは小児です。
インフルエンザウィルスは変異するのが特徴で、毎年少しずつ変異を繰り返しています。また数十年に一度、突然大きく変異したウィルスが流行することがあり、時々社会問題になってる新型インフルエンザもこうした大きく変異したウィルスによるものです。
インフルエンザワクチンは発病防止効果や症状の軽減化に有効で世界中で広く接種されています。
インフルエンザワクチンは流行する年によってその効果が変動すること、乳幼児では成人に比べて抗体の上りが悪く発病防止効果も低くなるので、できれば家族全員の接種も必要と考えられています。
なお6か月未満の乳児では接種しても抗体の上りが悪く接種は勧められていません。
インフルエンザウィルスは毎年変異を起こしており、インフルエンザの感染予防には、その年に製造されたワクチンが必要です。流行が予測される少し前から(10月中旬くらいから)接種が行われています。
インフルエンザワクチンはすでにインフルエンザに対する免疫をある程度持っている場合は1回接種でも充分効果がありますが、抗体の上りの悪い小児では2回接種で行っています。
インフルエンザワクチンの予約について
例年10月より接種開始します。
インターネット予約してください。早目にご予約されることをおすすめします。